ミトン屋のこと

ラトビアのミトンと出会ったのは2007年のこと。
偶然出会ったそのミトンに一目惚れして、三角頭のミトンの事を調べ始めました。

どうやらそのミトンの故郷はバルト三国のラトビアらしい。
それからはラトビアのミトンに関する書籍を探したり、古書を探したりして編み方の勉強を始めました。

毛糸を初めて編んだのは幼稚園のとき。
それ以来色々なものを編んできましたが、三角頭のミトンほど編んでいて楽しいものは初めてでした。

伝統柄を組み合わせて、配色を考えて、構想は尽きません。
ひとつのミトンを編みながら、もう次のミトンのことを考えてわくわくしています。

この柄のベースを、今度はグリーン系にしたらどうかな?
あ!あの柄とあの柄を組み合わせたら可愛くなりそう!
子供用の小さいミトンも可愛いな。
クリスマスのオーナメントのミトンはもっと小さくて可愛いな。

そうしているうちに、どうしてもミトンを編んでいるおばあちゃん達に会いたくなり、
念願のラトビア行きも果たせました。
ここ数年、毎年初夏になるとラトビアへ足を運んではミトンだけではなく、とても丁寧で素晴らしい手工芸品や、
可愛らしい雑貨を見て刺激を受けています。

白樺のかごやヒンメリもその手仕事の素晴らしさに魅せられ、自分でも作るようになりました。

受け継がれてきたその技を丁寧になぞって敬意をはらって
これからも作り続けていきます。

上質な材料を使って作るミトン屋のミトンは、丈夫で長持ち。
使うほどに柔らかく風合いが増してきます。
どうぞ永くお使いいただけましたら、それが一番の喜びです。